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その30 石灰クリーム
塗り壁隊はつちしっくいの他、石灰クリームを塗る
0325駒沢で行なったプチ作業
市販の石灰クリームにきいろの土、赤土、けいさ、シャモットを加えて混ぜる
1週前に塗った上から角こてとゴムへらで仕上げ塗りをする
作業時間は3h、1ヶ月後には外壁をつちしっくいで仕上げます。
次回は 片付けと打ち上げ です 楽しみに
つちとつちかべシリーズには、最近行なった作業を随時掲載します。
その29 飯館村の子供たち
2006年,07年、塗り壁隊の作業をしたときに出会った飯館村の子供たち。
おもいきり元気のいい明るい顔をしたちびっこたちが10数人、
若いお母さんやお父さんに連れられて作業にやってきた。
食べ物にこだわり、自然や農業に生活軸をすえて暮らしている
生命力を感じた。
いつかつちや土壁への想いにつながるといい。
次回は 片付けと打ち上げ です 楽しみに
塗り壁隊 + アトリエへん 片山暁
その28 1日の作業
塗り壁隊の作業は普通、1日の作業です
朝の9時ごろ集まって夕方の4時過ぎに終る。
しかも作業前に段取り、内容を伝えるための時間をとるので
実際の作業はそれからとなる。
だから昼休み後の数時間でほとんどの
壁を塗ることになる。
かなりハードなスケジュールとなります。
次回は 飯館村の子供たち です
その27 関東ローム層のつち
関東ローム層は富士山の火山灰が2〜3m積もったもので、灰、アッシュである。
粒子は小さいが粘土分ゼロなのでこのままでは土壁にならない。
別に粘土を加える必要がある、同じ赤土でもアッシュと粘土では
全く異なるものです。
その28は 1日の作業です 楽しみに
その26 沖縄名護のあかつち
2009年夏、名護市の市場の一角で作業を行なった。
沖縄の赤土は赤の強い土で土壁に適している。
作業には動きのいい沖縄の人たちが多数参加した。
アーケードのしたでの打ち上げにはやぎ汁、やぎの刺身がでてきてたんのうした。
その27は 関東ローム層の土 です 楽しみに
その25 京都綾部のあかつち
2010年夏、作業を行なった竹松うどん。京都あやべのあかつちは黄味の混じった
あかつちです。
濃い色で粘土分も強くてつちかべに申し分なかった。
9月の作業だが、猛暑のなごりでとても暑かった。
若い人たちが沢山集まり楽しい作業となった。
その26は 沖縄名護のあかつち です 楽しみに
その24 化学物質ゼロ
当然ですがつちかべには化学物質は含まれません。
つちかべの成分は山でとってきた赤土と砂、
それにカルシウムと水です。
カルシウムは骨や貝殻、石灰岩と同じですから
化学物質はゼロです。
人間の体に全く害を与えません。
その25は 京都綾部のつち です 楽しみに
その23 うまごやのつちかべ
いまでは見ることのできなくなった農家の馬小屋、
つちかべのイメージとして想像して見てください。
荒々しいけど温もりのある
つちくれの混ざったつちかべです。
次回につづく
その24は 化学物質ゼロ です 楽しみに
その 22あらしてしあげる
ある程度おさえて平らな面ができたら
しばらく水引を待って
一気に仕上げます。
こてのエッジをつかって表面をひっかいて
なでるようにします。
わらが引っ張られて表に出てくる。
こうするとざらっとした、あらした仕上げになります。
次回につづくその23は 馬小屋ふうつちかべ です 楽しみに
その 21しっかりとおさえてしあげる
塗って1日ないし2日間なんどもおさえ、
こてがたたなくなるまで押さえ続ける。
凹凸のない平滑な少し硬めの面ができます。
体重をこてに伝えこてのエッジを押しつけて
滑らせます。
次回につづくその22は 荒らしてしあげる です 楽しみに