斜面地に建つ集合住宅
場所 東京都八王子市
高低差14mの斜面地に宅地造成、開発行為を
行なわずに建設した。
もともとの自然地形を利用し、自然に優しいかつ、
環境共生を重視した計画設計である。
建物の裏側にある斜面地及び植生はナチュラル
ガーデンとしてできるだけ手を加えずに残した。
表の通りは坂道で両端で3mの高低差がある。
通りに面してはレンガブロック積みの壁面と
植込みで町並み景観をつくった。
この集合住宅計画の課題は斜面地を造成しないで豊かな自然環境を生かすこと。
ゆるやかな勾配を持つ表の道路には新たに植栽を設け、通りにやさしい緑をつくる。
造成しないで保全された裏側斜面と自然の植生。円筒部は裏の出入り口。
斜面の上側の道路からのアプローチ。