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アトリエ改造のコンセプト
アトリエとして使うために高い天井、広い空間をつくる
自然採光、通風を十分に取る
新たに加える材料はすべて自然材料を使う
木、板、石灰クリーム、コンクリート 等
けっして新建材、塗料は使わない
省エネルギー化、外と断熱する
耐震性をアップする
室内は余分なものを除去してスケルトンにする
改造の方法とプロセス
室内の仕上げを全て除去してから
軸組である柱、梁、土台、壁のすじかいを補強する
方杖、水平ブレースを加える
アルミサッシを除去し、ペアガラスサッシに交換する
壁と天井裏に厚さ10センチのウール断熱材を充填する
天井、壁を仕上げる
土間コンクリートを打設、床をつくる
照明器具、スイッチ、換気扇を取り付ける
外壁の一部に板レッドシダー厚さ38ミリを張る
既存天井撤去と軸組の補強
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天井裏にかくれていた梁と小屋組みを見せる、室内を高くする
床は土間コンクリートにする、基礎、土台を補強する
サッシはペアガラスサッシに取り替える
既存の梁と、補強した新規の梁の仕口
梁の下面に照明用の配線ダクト取付る
玄関ポーチ、階段には深谷石を積む。手すりはたん鉄。
アトリエへん
3つの手法による3つの建物
CATALONIA VAULTS
スペインのカタロニア地方に今も残されている優れたボールト屋根工法。
アントニオ ガウディやル コルビジェの建物にも見ることができる。
連続するボールト屋根、
屋上を緑化して外断熱化、高温多雨な日本の気候に適している。
路地に建つ
神田淡路町にかろうじて残る幅3mの路地に面している。
面積10坪の棟割り長屋の跡地に建つ、RC造3階建ての都市型小住宅。
路地から1m上がった玄関ポーチ、その上はプライバシーの保たれた
バルコン、都心にあって自然の風と光を取り入れる装置。
馬蹄シェル
馬蹄形プランに木造シェルの小屋組みを架ける。
コンクリートブロック積みの大壁の内外は
塗り壁隊の作業で土しっくいが塗られている。
八ヶ岳 caban du nord
毎夏、塗り壁隊の合宿を行なう。
シンプルな切妻屋根を架けて
屋外活動用の納屋とテラスをつくる。
深い庇のかかったスペイスは自然のなかで
雨や強い日差しから守ってくれる大事なツール。
連続ボールトルーフを技術的に無理なく実現する。
石灰を塗った白いあげ裏から自然光が室内にふりそそぐ。
平らな部分に雨水を集め、シンプルに雨処理をする。
エスキースモデルによる外観デザインの確認。
ボールトルーフに芝生を植える、屋上緑化は優れた外断熱工法。
建物前面に大庇 雁木を架けて
日本海から吹いてくる寒風と雪を防ぐ。
トップライトののった円筒部からホールに入る。
都心の路地に建つ住宅
プロバンス風丘陵地に建つ住宅、
1階はコンクリートブロック組積造で天井の高い書庫、
2階が木造の住宅である。
北風から家を守る。
曲面をした壁はコンクリートブロック を積み
土しっくいで仕上げた。
集合住宅イーハトーブ
ワンルームアパートメント