春も好き,秋も冬も大好き。だけど梅雨が空けて、今は、夏が一番!
暑中お見舞い申し上げます。
熱中症に気をつけて、お体ご自愛下さい。
★神戸で土壁を塗ってきました★
坂の街、神戸の住宅街にある町家のU邸でプチ作業をしました。1階のアトリエ兼車庫の土間の壁の修復です。古いしっくい壁をケレンを使って剥がすように取り除くと中塗り土が現れました。この上に土を塗り重ねました。コテを使わずに軍手をした手でごしごしと塗りつけます。今回は生石灰を入れる土しっくいではなく、土と砂とわらだけの材料です。だからのばすように土を広げて薄く塗ります。一度目はしっかりした稲わらを混ぜ、二回目は細かいスサを使って仕上げました。仕上げも軍手の手塗りです。材料は全てUさんが試し塗りなど試行錯誤しながら準備、手配したものです。2日かけて、Uさんのイメージとおりに、土壁で囲まれた、落ち着いた土間空間が再生しました。
Uさん宅に泊まって、坂道を抜けて商店街の温泉にいったり、神戸の穴子を堪能したり、手料理のお昼ご飯を家の前の公園で楽しんだり、夜中にワールドカップを見たり、子供達は近所のパンダのいる動物園に行ったりと、とても楽しい2日間の作業でした。「塗り壁隊の皆様へ.はるばる神戸まで来てくれてほんとうに有難うございました。いい壁ができて、おかげさまで快適な夏を迎えられそうです。」by U★ これからの予定★
1)塗り壁隊夏合宿 8月23、24日(土、日)予定
恒例のカバンドノルに泊まって一泊二日の夏合宿です。
たくさんの参加をお待ちしています。
2)千葉、長南町 長屋門の小部屋の土しっくい塗り 秋予定
色々と作業する場所が多く検討中です.もう少しお待ち下さい。
※熱烈待ち受け中です。塗れそうな壁をご存じの方、事務局にご一報下さい。
★塗り壁隊オープン事務局★
2日は事務局を飛び出して北烏山のH家で事務局。
この時はまだお母さんのお腹の中にいた赤ちゃんが、
10日後に無事誕生。おめでとう!!あさちゃん!!
★オープン事務局参加者★
7/2 平古場T、M、村田、深沢、ちぃ、迫本、片山G、R、他4名と赤ちゃん。
7/16 波多野、片山G、R
★テーブルの上★
7/2 持ち寄り料理の数々。神戸のUさんが送ってくれたダニエルのカヌレ、 お酒。
7/16 自然食弁当、パスタ、すいか、ビール。
◎アトピーやシックハウスでお困りの方お気軽にご相談下さい。
体に優しい住まいや店舗のリフォーム、リノベーション、新築なども、お気軽にご相談下さい。
コンサル、設計相談を、塗り壁隊と一級建築士事務所「アトリエへん」が行っています。相談無料です。
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今週末6月7〜8日は塗り壁隊作業、
泊まりこみの2日間、緑濃い
信州小諸でつちかべを塗ります。
塗り壁隊活動記録 091
February 22~28, 2014
インド旅行メモ
22日ナリタ発、大人5人、小人2人(6才と3才) デリーで国内線に乗りかえる。夜10時ムンバイ着、空港にナイクサタムさん、和子さん迎えてくれる。
23日
午前中、ムンバイ南端のインド門から市中へ向かう。インド塗り壁隊隊員のバプー氏合流する、
7年ぶりの再だ。
日曜なので店はほとんど閉まっている、人通りも少ない。ごった返した通りをイメージしていたのが外れる。昼食後チャトラパティーシバージテルミナスへ、イギリス統治時代の雄大な建物、駅の構内は昇降客で混雑している。
日がくれる頃、ナイトトレインの出発するセントラルレイルステイションへ着く。西北のアーマダバド、ジョードプルに向かう列車の駅なので待合室には白い帽子、白い服のモスリムの人達が大勢いる。
我々もナイトトレインに乗って明朝はアーマダバドだ。
24日
夜の明ける前にアーマダバドに着く。駅の内外は夜を過ごした人達や列車を降りた人で賑わっている。迎えのバスでカマホテルへ向かう。カマホテルはサーバルマティ川のそば、旧市街の内側にある古いホテルだ。
ハウスof MGで昼食後キャリコミュージアムへ。アーマダバドはインド布織物の生産と流通で栄えた街、その中軸を担ったのがキャリコである。キャリコオーナーのサラバイファウンデーションが当時収集した古い布や絵を展示している。
ちなみにナイクサタムさんはキャリコでテキスタイルデザイナーになり、やがてミスサラバイに認められてからはチーフデザイナーとして活躍された経歴を持っている。
ミュージアムを離れてカマルショップへ、カマルさんはナイクサタムさんの弟子にあたる。
25日
午前中,アーマダバドの中心部をヘリティッジウォーク。スタートのスラミナラヤン寺は丁度修復中でたくさんの象さんのレリーフを彫り込み中だった。約2h歩いて終点のジャミマスジットモスクへ着く。モスクの広場は外の喧騒から切り離され静かなのでゆっくり休む。モスクのそばにあるマネックチャウの屋台でたっぷりクミンを買う。
シエスタの後、郊外のサルケージローザに行く。広大な貯水池は乾季のため干上がっていて水牛が草をむしっていた。
夜、ホテルで夕食。アーマダバドは禁酒なのだがパーミションを書いて警官のにらんでいる前で缶ビールを手に入れる。
26日
朝食後少し時間があったのでサバルマティー川の対岸にあるコルビジェの建物ミルオーナーアソシエイションビルを見に行く。あきらめていた建物の中をうまい具合に見させてもらえる、帰りはリキシャに乗って歩いてきた道を戻る。
ナイクサタムさん、和子さんとはホテルで別れ、我々はジャイプールに行くために空港へ向かう。これまでの旅は3才から84才まで、実に年齢幅のあるもの、ほんとうにお世話になりました。
ジャイプール、ピンクシティーに着くと雨が降り始める。冷たく寒いインド、これも予想が外れる。
27日
翌朝アンベル城へ、城は巨大な山城、ふもとは城へ向かうための象やジープがひしめいている。ジープに乗って坂道を上り我々も城へ着く。
たくさんの広場やテラス、コートが通路で連続している。グラナダのアルハンブラ宮殿にも劣らないしつらえである。通路のトンネルの中は大理石の床、石灰クリーム磨きの天井、壁になっていてひんやりとしている。
ジャイプールからアグラへ、バスで250km、農村を抜ける幹線道路を走る。
タージマハルを見る。タージマハルはアグラの街を抜けたヤムール川の川岸にひっそりと立っている。ホテルに着くまえにビールとぶどうを買う。
28日
夜明け前、つぎつぎとコーランが聞こえてくる。アグラ城へ、城壁は紅色のインド砂岩
で作られている。テラスからは約2km離れたところにタージマハルが見える。おおきく蛇行したヤムル川と一体になったランドスケープになっている。イギリスとの戦いでは役に立たなかった巨大な宮殿である。
2002年、2007年 インドムンバイで土壁塗りの作業をしました。
それにつづく3回目のインドとなります
旅のルートはムンバイ アーメダバード ジャイプール アグラ デリーです
今回は作業はしないでゆっくりとインドの街街を歩いてきます。
いよいよ今週末 塗り壁隊作業
2日間で古いつちかべを再生
よみがえろ くずれかけたつちかべ!
詳しくは 塗り壁隊のHP Facebook で